YUKI trance/forme 2019 @福岡サンパレス 2日目

 待ちに待ったYUKIのライブ。ライブは今回が2回目で、最初は2017年のblink blink ツアーの大阪1日目。 今回は、アルバム『forme』をひっさげての全国ツアーで、4/7の福岡で8回目の公演になるそう。

 

 私は友人を連れて、午前中は以前住んでいた藤崎、室見エリア、また、西新を徒歩で行動した。15時頃から地下鉄、唐人町駅で呉服町で降り、福岡サンパレスへと向かった。

 私たちが到着すること、すでに会場の外に多くの人がいた。私はSNSで知り合っていたであろうファン同士を横目に、会場へ入り、グッズ購入を済ませた。ちなみに、今回の購入したものは、ツアータオルのみ。

 席は3階の天井桟敷で、私は一階の人たちを見下ろしながら、なぜFCに入会していなかったのか後悔した。

 

 コンサートは突然ピアノの演奏から入る。曲は『美しいわ』。ゆったりとした曲調のものから始まるのは私にとっては意外で、私はもっとYUKIらしい明るめ(?)の曲かと予想していた。それに続き 『チャイム』と、だんだんと盛り上げていく演出を考えていたと思う。この曲で会場もクラップでリズムを取る人が多く見えた。

 そして、『ランデヴー』。私が上位に入れたいほど好きな曲なので、驚きと嬉しさが混じった気持ちで聴いた。この後にYUKIからちょっとしたMCが入り、アルバム『forme』からでなく古い曲もやるとのこと。この一言のおかけで最後まで何が演奏されるかドキドキした。

 『ただいま』『転校生になれたら』ときて、超予想外の『惑星に乗れ』。イントロで分かったけれども、意外すぎて疑ったほど。

 『口実にして』『Sunday Girl』『しのびこみたい』『トロイメライ』とアルバムからの曲ばかり続いた。前回参加したblink blinkでは、アルバム『まばたき』から全曲は披露されなかったのを覚えている。余談だが、当時北朝鮮がミサイルを発射するというニュースが頻繁に流れていたため、『無敵』をお蔵にした、なんて憶測が飛んでいた。

 ここから新旧の"旧"のほうが連続して歌われた。『歓びの種』『プリズム』『ひみつ』。後の二つに至っては、置いてきた感が少し感じられたが(※勿論好きだが)、『歓びの種』については今回のライブで上位3曲には入るほどよかった。シングルCDとしてリリースされているが、ファンに「YUKIの代表曲といえば?」と問うと、おそらく答える人はいないと私は思う。しかし、私にとってこの曲との出会いは中3の時で、ミュージックビデオを含めてとても気に入っている。あの最後の最後にセーラームーンの某氏のような仮面を外すシーンがたまらなく好きだ。

 そしてまた"新"の曲たち。『百日紅』24hours』『魔法はまだ』『風来坊』個人的に前の二曲は、アルバムの中で1番、2番と甲乙つけがたいほどと思っている。『24hours』は今回のライブで照明の演出も素敵で、圧巻であった。

 『風来坊』では、たしか二番?あたりでYUKIが歌詞を間違えたor噛んだように感じたのは気のせいだろうか。

 クライマックスは『泣いてる怪獣』『ワンダーライン』で定番の曲が続き、『やたらとシンクロニシティ』。『やたらとシンクロニシティ』はMCでもあったように、NHKの朝イチの主題歌であり一般にも認知されている、且つ、MCが福岡出身の博多華丸・大吉ということで大トリかと予想していたが、はずれた。

 終盤は『JOY』『はみだせラインダンスから』そして、『フラッグを立てろ』。アルバム『FLY』からも持ってくるのかと、最後の最後にまた裏切られた。

 

 今回、『forme』の収録曲は全て演奏された。全22曲のうち13曲を占めるだけあって、全体的に近年発表された作品が多かった。個人的には、『ミス・イエスタデイ』が好きなので期待したが、A面があったので満足。前回の大阪城ホールより箱が小さかったため、YUKIをより間近に感じられたのも満足。しかし、3階だったので歌っている本人の顔、衣装のディテールはよく見えず。(大阪城ホールは巨大なスクリーンがあったので、よく見えた。)自分の反省として、事前にもっともっとアルバムを聴いておくべきだと思った。恥ずかしながら2、3曲は途中でタイトルを思い出すほど。メロディは完全に覚えていたのだが、歌詞はどうも出てこず。

 長文になったが、福岡まで遠征する価値はあったのは事実。今後もYUKIの活動に期待したい。

 

#YUKI #tranceforme #福岡サンパレス